失業やリストラなど厳しい経済状況が続くこの時代。
節約術などを教える本もたくさん巷に出回っています。
限られた収入の中で出費を抑え、
堅実に生活するということはとても重要なことです。
それ自体は何ら悪いことではありません。
しかし、節約術の一貫として、サイフの中には必要以外の
お金は入れておかないとする人がいます。
これだけは、改めた方がいいと言わざるを得ません。
金運アップのためには、サイフの中に入れるお金は、
原則サイフ本体の値段を下回ってはいけないとされています。
外側の価格と、内側に入っているお金に差をつけるのは良くありません。
「その日使う分しか入れない!」
この習慣は思い切ってやめましょう。
多額のお金を手に入れるためには、
目の前にあるお金のことだけを見るのではなく、
金運アップという大局的な観点で物事を考えるように
習慣付けることをおすすめします。
またいくら節約中だからといって、財布自体のお金まで節約するのも考えものです。
先日街を歩いていたら、あるお店の前のスペ-スに
ワゴンに入った100円のサイフが売られていました。
「少々ワケあり」とのタグと共に・・・
思わず飛び付きたくなるような値段ですが、ちょっと待って!
サイフに関しては、極端にチープな値段のものを持ってはいけません。
分不相応なものである必要はありませんが、
しかし外側が豪華で中身はチープな状態が良くないように、逆も然り。
あまりにチープすぎるサイフもお金が居つかずに、逃げていってしまいます。
要は、持っている状態にふさわしい経済状態に、
自然となってしまうものなのです。
子供が持たなくなったから、と大人が子供用を持ち歩くのもダメ。
いい年をした大人が、キャラクタ-付きの
カジュアルなタイプを持つのも避けた方がいいですね。
その人にふさわしい財布というものがあります。
誤った節約に拘ることで、却ってお金から縁遠くなってしまっては元も子もありません。
サイフとお金の正しい関係、またお金に対する意識の高め方について、
一度じっくり考えてみましょう。