商売繁盛の福の神!財布に入れておきたい仙台四郎のお守り

仙台四郎とは何か知っているでしょうか。仙台では福の神として崇められているのですが、実はこの福の神、単なる伝説やおとぎ話ではなく、実在の人物なのです。もちろん仙台四郎というのは本名ではなく、本名は芳賀四郎といいます。

江戸時代末期に生まれましたが、知的障害者であり、別に人に危害を加えたりするわけではなく笑顔を絶やすことはなかったものの、ほとんど話すことはできなかったそうです。ところが、この四郎の立ち寄るお店というお店が全て繁盛するようになったことから、福の神、といわれるようになりました。

もちろん、これは単なる偶然、結果論、あるいは全くの迷信、虚構、それこそおとぎ話の類であるかもしれません。がしかし、おそらくは、知恵遅れだからとバカにしたり、はなから毛嫌いしたりせず、その素直さ、純真さを本心から受け入れてくれる店を四郎は直感的に見分けることができ、そういう店にだけ立ち寄っていたのだとすれば、そのような店こそが繁盛することになっても別に不思議はありません。実際、現在の医学でも、知的障害者の中にはある一面において極めて研ぎ澄まされた直観力を持つ人がいることが分かっています。

伝わっている話の中には、彼に立ち寄ってもらおうとあの手この手で策を弄した店もあったけれども、そのように周囲の者から見ても下心が見え見えの店には、彼は決して立ち寄らなかった、というものもあります。さらに、大人になってからも彼は子供に慕われ、彼を慕って集まる子供たちはみな健康で丈夫に育ったといいます。これも、同じような理由で説明できるかもしれません。

まあ、このような話をどう捉えるかは人それぞれですが、彼がまだ存命のうちから福の神とされたことは事実です。現在でも、仙台のお店の多くは、彼の写真、置物、色紙などが飾ってあります。確かに言われてみればそうだと気づく人も多いかもしれません。
この商売繁盛の神、福の神を自分でも持ちたいという人のために、仙台四郎のグッズには様々なものがあります。代表的なものは置物や色紙ですが、福の神であるがゆえに、財布に入れておけるようなものを欲しがる人も多いです。財布に入るようなグッズとしては、カードサイズのお守りや、小判型のお守りがあります。

このような仙台四郎のグッズを持ち、事あるごとに彼を思い出して、彼のように常に笑顔を絶やさず、誰にでも本心で素直に真心をもって接することは、確かに福を招くといえるでしょう。