山口県岩国市には「白蛇神社」と言われる神社があります。

私は仕事で数年、山口県内に在住してたので、岩国市は会社の旅行やプライベートでも数回訪れたことのあるとても馴染みのある場所です。

錦帯橋(きんたいきょう) に近い所にある白蛇神社は、その名の通り白蛇を祀っている神社です。この白蛇は、岩国市のみに生息する蛇であり、アオダイショウといわれる蛇が突然変異をおこして生まれた白い蛇です。このように、白化が遺伝的に安定した例は、世界的にも大変珍しいもので、大変貴重なものといわれています。

そのため、大正12年に岩国市が生息地として国から「天然記念物の指定」を受けることとなり、その後の研究結果でも貴重であると認められ、昭和47年に白蛇そのものが天然記念物となっていきました。

白蛇観覧施設では、体長180センチくらいの白蛇を見ることができます。

会社の男性は、「蛇は苦手!」と逃げてましたが、「白蛇は金運がアップする」という言い伝えもあり、開運効果を期待した私は喜んで入って拝見しました。真っ白な綺麗な蛇でとてもおとなしく優雅な雰囲気が、何だか引き込まれるような不思議な感覚を感じました。「金運アップがあるかも」と思った私は、写真を撮りそれを主人や子供にも写真をメールしました。その開運効果なのか、後に主人の給料が上がり、子どもも希望する大学へ進学しました。

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このように、昔から白蛇は開運の守り神とされ、市民から愛護されてきたのですが、近年では生息地一帯が都市化が進んだことで、自然界での白蛇の数が減少するようになりました。このことから現在岩国市では、保護施設を設置し白蛇の飼育や、増殖を図っています。因みに神社に訪れる際には、15分程度停められる無料駐車場がありますので便利です。入場料金はありませんが、一人100円程度の寄付という形で受付をしています。開館時間は9時から17時までで、定休日はありません。

近くには有名な錦帯橋もあり、そこを渡れば100種類以上のソフトクリームも売ってあり、どれを食べるかを迷うくらいです。注意点は、そのソフトクリームや食べ物などを持って錦帯橋は渡れませんので、その場で食べきってしまうことが大切ということです。

このように、日本の文化の錦帯橋を渡り、開運の守り神の白蛇神社を訪れることで、普段体験の出来ない神秘な経験をしました。蛇が苦手の人でも、綺麗な上品な姿を持つものなので意外と抵抗ないのではないかと感じました。

山口県岩国市の白蛇神社、また行ってみたい場所の一つともいえます。

岩國白蛇神社の鎮座地

・住所:〒740-0017 山口県岩国市今津町6丁目4-2
・電話:0827-30-3333