鮫革(シャークスキン)財布のの魅力と手入れ方法について紹介していきます。
鮫は水商売の神様
鮫は神話の中で鰐(わに)と呼ばれ、有名な「因幡の素兎(いなばのしろうさぎ)」の神話だけでなく他の日本神話でも海人系の神(豊玉毘売命・事代主命)の正体であったり、神の使いや乗り物として多く登場しています。
それらの理由から、水商売の神様とされて水商売の運気を上げると謂われているのが、鮫革で作られた財布です。
その水商売の運気をアップさせるとされる鮫革財布の特徴は、細かい連続した網目状の凹凸シボの質感です。
その質感から高級バックだけでなく、高級腕時計の革バンドにも幅広く使われています。
しかし、フカヒレ目的に鮫のヒレだけ採取し、残りは海に投棄するという鮫漁が問題視され、2000年から鮫漁は規制され、希少な天然素材となっています。
そんな希少の天然素材をふんだんに使用し、上品なラメ加工を施しているのが財布屋の鮫革財布です。
ラメ入りの鮫革(シャークスキン)はあまり見かけないので持っていると目を引くこと間違いなしですね。
鮫革財布の手入れ方法
鮫革財布の手入れ方法は、他のレザーと同じで、キレイに使いたい方は基本的な手入れはコマ目にしてください。
鮫革(シャークスキン)は、丈夫で耐久性が高いことから昔から日本刀の「拵」(外装)、鎧の素材に使われて傷や水にも強い革とされていますが、他の革製品と同じように引っ掻き傷、表面はカビることもありますので、同じく湿気・直射日光・高温をさけて風通しのよい場所で保管してください。