天赦日(てんしゃにち)は、起源が紀元前中国にあるといわれる陰陽道(おんみょうどう)において、一年の中で最高の吉日とされる日です。他の凶日や禁忌日と重なっても、それをはね返す最強の吉日といわれています。
古い暦によると、百神が天に昇って地上の万物を育成し、その罪を許す日とされています。
最強の吉日ですから、この日は何をやっても良い結果に結び付きます。
引越・開業・婚姻など、何でもです。これまで、ちゅうちょしていたものに思い切って挑戦したり、
何か新しいものを購入したり、使い始めたりするのにもぴったりの日です。
例えば、縁起が良いとされる春財布は、
吉日に購入し天赦日(てんしゃにち)に使い始めると金運アップが期待できます。
金運アップには天赦日(てんしゃにち)に財布を購入して、
そのまま天赦日(てんしゃにち)のうちに使い始めたらよいのでは?と思うかもしれません。
しかし、金運アップを期待するならば、購入した財布をすぐに使うのはNGです。
購入した財布にたくさんのお金を入れておいておくことで、
お財布はそのお金を保とうとするようになり、金運がアップするというのです。
注意したいのは、天赦日(てんしゃにち)は一年でも数回しかないことです。
2018年(平成30年)の天赦日
2月1日(木)、2月15日(木)、4月16日(月)、7月 1日(日)、9月13日(木)、11月28日(水)
2017年(平成29年)の天赦日
2月20日(月)、4月21日(金)、5月7日(日)、7月 6日(木)、9月18日(月)、12月 3日(日)
2016年(平成28年)の天赦日
2016年の天赦日(てんしゃにち)は、2月26日(金)、4月26日(火)、5月12日(木)、7月11日、9月23日(金)、12月8日(木)
の6日です。
ひと月に何回もある大安などと違い、一度逃したら次回は数ヶ月後になってしまうのですから、
天赦日(てんしゃにち)のパワーを得たい方はしっかりチェックすることが大切になります。
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まとめ
最近、出費が多いなあと感じている人はいませんか?
お金が貯(た)まらない、浪費癖が直らないといったお金の悩みは、
金運がダウンしているせいかもしれません。
金運はただ待っていては簡単にゲットできるものではありません。
では、どうすればいいの?という方。自分から金運をつかみにいってみませんか?
今回、ご紹介したいのは暦を用いた金運アップです。
現在、一般的になっているのは太陽暦(グレゴリオ暦)です。
日本では明治5年に改暦されてから太陽暦が使われており、
世界のほとんどの国でも太陽暦が採用されています。
この太陽暦が使われる前、日本では旧暦が使われていました。
現在の太陽暦が、地球が太陽の周りを一公転する時間を一年としているのに対して、
旧暦は陰暦を用いているため、太陽暦に月の運行と満ち欠けを基準にした太陰暦をミックスしたものになっていました。
私たちに現在、最も身近な暦はカレンダーです。
カレンダーは月日と曜日がわかるだけのシンプルなものから、
大安・仏滅といった六曜や二十四節気などさまざまなものが書き込まれているものがあります。
この書き込まれているものの多くは暦注と呼ばれるもので、カレンダーに記載されるその日の吉凶です。
この暦注には上段・中段・下段といった区分があり、上段には日付や曜日など
科学的根拠のあるものが当てはまり、中段や下段には迷信的な事項が当てはまります。
その中で、金運アップのために注目したいのは、暦中下段にある天赦日(てんしゃにち)ですよ。